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2016/06/27

ららぽーと海老名 EVVIVA! LIVE

音映ブログ

今回はららぽーと海老名のEVVIVA! LIVEの模様をレポート致します。

EVVIVA!は、ららぽーと海老名のフードコート。イタリア語で、お酒を飲むシーンでの掛け声が名前の由来です。
そう、ここではフードコートには珍しくアルコールの提供もしているのです。ゆったりとお食事をお楽しみいただけるのはもちろん、おつまみメニューも豊富なので、昼だけでなく会社帰りにも 通いたくなる、新しいコンセプトのフードコートです。

音映システムは、こちらのフードコートで音楽Liveの企画運営をしております。

今回のディナータイムのライブは17時、18時、19時、20時からの4回。2組のアーティストが登場し、それぞれ2回ずつ、30分の演奏を担当しました。

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中山拓海さんの都会的で洗練されたサウンドが場内に流れています。雰囲気良いなぁ!

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■出演者紹介:
中山拓海 サックス
1992年、静岡県富士市に生まれる。5歳よりピアノを学び、12歳の時サックスとジャズに出会う。13歳より山中良之氏に師事。池田篤氏、クラシックサックスを雲井雅人氏に師事。第44回、第45回山野ビッグバンドコンテストにて最優秀を受賞。山野2連覇達成。個人として最優秀ソリスト賞を受賞。第17~19回太田市大学ジャズフェスティバルにて優勝、3連覇を達成。国立音楽大学を主席卒業、矢田部賞を受賞。多国籍ジャズ・オーケストラ”Asian Youth Jazz Orchestra”にてコンサートマスターを務め、ASEAN5ヶ国と日本にてコンサートツアーを行う。現在、自己のカルテットを中心に演奏活動を行う。

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18時、20時は「生梅」さんの演奏です。「生梅」とは、イーリアンパイプス奏者の中原直生さんのと、34弦ハープ奏者の梅田千晶さんのからネーミングされたとか。

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 珍しいイーリアンパイプスという楽器。バグパイプの一種で、アイルランドの伝統音楽楽器です。アイルランド語(ゲール語)で「肘(ひじ)のパイプ」という意味だそう。バグパイプを演奏するときの空気の供給を、呼気ではなく、右肘でふいごを操作して行います。座って演奏する楽器なのだそうです。

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 イーリアンパイプスは、アイルランド音楽においてハープと並んでもっとも古くから用いられてきた楽器。現地ではこのふたつの楽器の組み合わせはポピュラーなのでしょうね。少し照明が落とされたフードコートは、まるでアイルランドのパブに居るようです

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■出演者紹介:
中原直生(イーリアンパイプス、ホイッスル)
山口県下関市出身、東京芸術大学音楽学部楽理科卒業.小学3年生の時に習い始めたタップダンスがきっかけでアイリッシュダンスを知り、その音楽に惹かれる.アイルランドで数々のセッションやワークショップに参加。第1回から第3回までの「ICF(Intercollegiate Celtic Festival)」の代表。2012年グラミー賞7度受賞の「Chieftains」来日公演で共演。2013年首相公邸でのパーティ演奏、NHK朝のテレビ小説「花子とアン」の劇中曲他、数々のレコーディングに参加。

梅田千晶(34弦ハープ)
茅ケ崎育ち。メーカー勤務を経て、趣味のハープが高じ、アイルランドやスウェーデンでワークショップに参加。2012年グラミー賞7度受賞の「Chieftains」来日公演で共演。2013年首相公邸でのパーティ演奏、2014年Holland Museum(スウェーデン)、2015年ゲーム音楽で人気の作曲家、光田康典氏のライブメンバーとして東京と台湾での公演に出演。同年末サラ・オレイン氏のコンサートサポート、東京FMの番組にゲスト出演等、ジャンルの枠を超えて活動を展開している。

生梅は二人の名前から一文字ずつ取って2010年結成。アルバム「生梅開店」、「生梅の旅」の2枚をリリースしている。

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演奏後には、客席のお客様たちがステージに集まって、音楽談議が始まりました。ハープにそっと触ってみる子も。梅田さんから「あなたもハープを始めてみない?」なんて声をかけられて、恥ずかしがる子供たち。逆に大人たちの方が興味津々のようでした。

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音映システムでは、これからもお客様の記憶に残る音楽、ユニークな楽器などを発掘し、皆さまに喜んでいただけるイベントを作り上げていきたいと思います。

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